総務省が設置した通信・放送の総合的な法体系に関する研究会においては、2011年までに放送・通信関連の法律を一本化する情報通信法が公布・施行されるべきであるとの提言が行われている。
また、通信インフラ分野においても電話網におけるNGNサービスは2008年に商用サービスが開始され、移動体においてはNTTドコモが2010年の商用化を目指している。
一方で、放送についても2011年以降のアナログテレビジョン放送終了後のVHF帯を利用した「携帯端末向けマルチメディア放送」では、放送方式を提案したすべての事業者より、IPへの対応が提言されている状況である。
このように、今後、2,3年間に通信、放送の両分野において、IPコンテンツが流通するための基幹法、インフラが整備されていく状況であるが、実サービスを社会に根付かせるための認知や商用化に必要な課題の抽出などはまだ十分とは言えない。
上記の状況を鑑み、「IPDCの認知・普及促進」「新サービス、新産業創出における課題の抽出」「国内外における動向調査」「IPDCに関する包括的な議論の場の提供」などを行う機関として、今、「IPDCフォーラム」を設立するものである。
IPDCの認知・普及促進のため、勉強会等の企画から実施までを行う。テーマ別部会設置のための各社ヒアリングを実施する。また、必要に応じて渉外活動等を行う。
テーマ別部会は企画部会が行ったヒアリングに基づき必要に応じて設置される。
各ユビキタス特区エリアで実施されている実証実験の中でIPDCに関する取り組みには積極的に協力し、共同実験なども企画していく。
IPDCフォーラムでは、広く、関心のある方に活動方針を知っていただくため、PCでご覧いただけるホームページを開設し、その活動内容をご紹介していく予定である。
また、ホームページを通して、いつでも加入いただける体制をとる予定である。
さらに、加入されたメンバーの方々には、会員用ページを設け、最新情報や活動内容、会議資料等をすべて公開していく。 (http://www.ipdcforum.org)
なお、携帯サイトについては、現在は開設の予定はない。
維持・管理については会員総会で方針を協議のうえ、事務局にて行う。
IPDCフォーラムでは、通信、放送インフラのIP化進展の動きに対応したアウトプットを提示すべく、それらのスケジュールを視野に入れた議論、実験のマイルストーンを考えていく。