IPDCフォーラムについてご紹介します。
IPDCフォーラムについてご紹介します。
通信と放送の融合・連携が政策論議となって15年以上が経ちます。その間、ブロードバンド、モバイルネット、そして地上デジタル放送といった実態が現れ、やっと現実のビジネスが明確な形を見せ始めました。
制度面でも、「情報通信審議会通信・放送の総合的な法体系に関する検討委員会」において、デジタル化・IP化を軸にした規制緩和と融合促進の方向性が示されています。
「ユビキタス特区」といった制度、ビジネス、技術の実験も進んでいます。
いよいよIPがベースとなって通信・放送を横断するサービスの時代に突入しました。
通信はIPが共通基盤となり、放送でも有線のIPTVに加え、電波にIPを用いて一斉同報配信を行う「IPDC」(IP Data Cast)サービスの導入が検討されています。
「携帯端末向けマルチメディア放送」のシステム提案でも、3種のシステム全てにIPパケットを放送波で伝送する仕組みが盛り込まれています。
「IPDCフォーラム」は、サービス・ビジネス面、技術面、その他の課題に取り組むことにより、IPDCを核とした新たなサービスや産業を創出しようとするコミュニティです。
ご指導ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
IPDCフォーラム代表 中村 伊知哉
IPDC(IPデータキャスト)は、今まで、インターネットの世界で利用されてきたIP(インターネットプロトコル)を通信、放送の区別なく、あらゆるデジタルインフラでのコンテンツデリバリープロトコルとして利用すること、また、そのプロトコルを利用したサービスのことです。
通信の分野では、次世代の固定電話、携帯電話における通信規格(NGN/LTE)において、IP技術が採用されることが決定しており、放送の分野でも、2011年のアナログテレビ放送波停止後に開始される「携帯端末向けマルチメディア放送」において事業展開を予定している各社よりIPへの対応が提言されている状況です。
このような環境が整いつつある中、IPという共通プロトコルを用いることで、近い将来、通信・放送の両分野をまたぐ、新しいサービスが生まれてくることが期待されています。